71歳、大工歴56年
－ハウスメーカーで家をつくる大工－
プロフィール
永井 三知男（ながいみちお、71歳、大工歴56年）
15の時から大工になって56年です。この会社に来てから40年、ずっとお世話になっています。
毎年、家の「かたち」とか「施工法」が変わってきました。今はもう材料や設備の良いものが、毎年出てくるので、そういう意味ではすごく良い家が出来ていると思います。
お客さまは分からないと思いますが、筋交いの入り具合とか、場所、場所で適材適所なところに入ることにより、それでも安心してもらえる。
お客さんに喜んでもらえるような家をつくるのは、職人のしびれじゃないけど、そういう気持ちで毎日仕事をしている。長年真面目に、40年仕事をしてきた、それしかないと思う。
よい家をつくっているという自覚をしているので、誇りはみんな持っていると思います。
職人になる人たちは仕事が好きで、毎日毎日、自分のやったことが目に見える。今日はこれだけやった。明日も頑張ろうとか。毎日出てきて、結果が残していけるのが見えるのだから面白い仕事だと思いますよ。