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#将来について

力がなくても大工はできる

プロフィール

タカヨさん

タカヨさん

ただ、環境を変えてほしいということはないですが、今後は、力がなくても大工仕事ができるということを伝える必要があると思います。造作工事(仕上げや室内装飾等の工事)なんかはそんなに力はいりませんから。大工と言えば力仕事や高所作業等の危険作業というイメージがあるでしょうが、それらは仕事の一部に過ぎないことを伝えていく必要があります。それと、私が入職した頃は『見て覚えろ』ということで、言葉で教わることはありませんでした。今やそれでは通用しませんから、一から十まできちんと言葉で教えるようにしています。

さて、タカヨさんは26年間大工を続けてきたわけですが、何歳くらいまで大工でいたいですか?
タカヨさん

下の子がまだ1歳なので、後20年は働かないといけません。ただ、そうなると60歳代半ばになります。体が動くうちは大工をしたいです。ただ、いつどうなるかはわからないので、独学で2級建築士の資格を取りました。資格向けの勉強をすれば、大工以外の分野の知識が増えるので、お客さんとの会話が膨らむだろうと思います。更に勉強して1級建築士資格も取得できれば、体が動かなくても次があるだろうと。

ものづくりの豊かさを多くの人に開いていくために
https://www.moderntimes.tv/articles/20220411-01/ 松村秀一、東京大学大学院工学系研究科特任教授

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