大工になるにはどうすればいい?
大工になる道は1つではありません。たとえば、建築系学科のある高校に入って座学や実習で大工の基本を勉強し、そこから建築系の専門学校や大学に進む人もいますし、中学や普通高校、建築系学科のある高校を卒業して全国の職業能力開発校などで学び、工務店や建設会社などに就職する人もいます。
また、中学、高校卒業後すぐに工務店や建設会社などに就職するか、一人親方に弟子入りするかする人もいます。見習い大工として修業しつつ大工技能を身につけていくのです。工務店や建設会社などに就職した後も、認定職業訓練施設やポリテクセンターなど、働きながら基礎的な事柄やより高度な事柄を学べる施設が用意されていて、そこでスキルアップに励んでいる人もいます。
就職先によっては社内に訓練施設を持っているところもあり、そこで学んでから、実際の現場で仕事をするというケースもあります。
離転職者で早期に就職を希望する人に対しても、高等技術専門学校のような職業能力開発校では、たとえば、1年の訓練で修了するコースを設けているところもあります。
2023年に実施された工務店、ハウスメーカー等に就職した大工へのアンケートでは次のような結果に!

工業高校出身者(33%)の次に多かったのは、普通高校出身者(21%)でした。そのほか、専門学校、短大、大学、大学院出身の方も3割を占めています。

高卒で就職せずに進学した理由は、専門的な知識を身に付けるため(43%)が最も多く、2番目は、資格取得のため(17%)という結果に。
資格については、例えば国家資格である建築大工技能士は、学校によっては在学中に2級を取得できる可能性があります。また、建築士など学歴によって必要な実務経験年数が異なる資格もあるため、進路を考える際は学校だけでなく、将来取りたい資格についても、調べてみると良いでしょう。